コンピュータ機器の湿度計とセンサーについて
パソコンやサーバ機器、ネットワーク機器は温度管理だけではなく、湿度の管理も重要になってきます。
コンピュータは水に濡れると故障するのはご存知の方も多いかと思います。湿度が高く結露してしまうと正常に動作しなくなることもあるので、コンピュータ機器は温度管理だけではなく湿度の管理も重要になってきます。パソコンであれば、一般的には20%~80%、サーバ機器やネットワーク機器であれば8~90%くらいが動作仕様となっていることが多いようです。湿度管理の場合も同様ですが湿度計とセンサーを使って湿度管理をします。
湿度計とセンサーも温度管理のセンサーと同様に閾値を設けて、その閾値を超えたら管理者宛てに通知することが可能です。サーバ室やデータセンターは空調管理されているのが普通で、あまりこの動作仕様の範囲を超えて湿度が低くなりすぎたり高くなりすぎたりはしないと思いますが、空調も故障することがありますので、空調の故障に備えて湿度計とセンサーをラック内や重要な機器がある場所には取り付けて湿度管理をした方が良いでしょう。
もし、湿度が低くなりすぎてしまった場合の対応としては、一般家庭と同じですが加湿器を付けます。逆に湿度が高くなりすぎてしまった場合は、これも一般家庭での対処と同じになりますが、除湿器を付けることで対処が可能です。コンピュータ機器は温度もそうですが、湿度も低くなりすぎたり高くなりすぎたりすることで故障しないように未然に防ぐように、湿度計、センサーを取り付けると良いでしょう。